2つのCSSパートナーを同時に使う
CSSは複数利用できます。ただし、同一商品を2つのCSSから同時に登録することはできません。このたった1つの制約が、有効な比較検証の設計そのものを決定づけます。
ルール
認定を受けた複数のCSSパートナーが、同時にお客様に代わってShopping Adsを掲載できます。ただし、個々の商品は一度に1つのCSSからしか登録できません。2つのCSSから登録された商品は、いずれか一方を通じて配信され、両方から配信されることはなく、どちらになるかも予測できません。
そのため、「カタログを複製してどちらの成績が良いか見る」という方法は機能しません。複製された側は競合せず重複排除されるため、測定できるのは単なるノイズにすぎません。
有効な設計:カタログを分割する
- カタログを、真に比較可能な2つのグループに分割します。カテゴリ、価格帯、利益率、過去の販売数量が近いものを揃えてください。商品IDで交互に振り分けるのは適切ではなく、カテゴリごとに層化するのが良い方法です。
- それぞれのグループを個別のMerchant Centerアカウントに登録し、各アカウントを異なるCSSに紐づけます。
- キャンペーン構成と入札戦略は、両方のグループで同一にします。
- ノイズが解消されるまで十分な期間実行します。通常は2週間が最短で、購買サイクルを一巡させるのが理想です。
- 比較対象となる商品について、総費用や総売上ではなく、平均CPCとインプレッションシェアを比較します。
分かることと分からないこと
分かるのは、紐づけが両方のグループで実際に有効になっているか、また一方のパートナーの実装に問題がないかという点です。一方、割引そのものに意味のある差は見つかりません。オークションの条件は規制上の要件により同一だからです。認定パートナー2社の間でCPCに大きな差が出るテスト結果が出た場合、最も可能性が高い原因は、分割が比較可能なものになっていなかったことです。
手間をかける価値があるケース
単独の販売事業者にとっては、その価値があるケースはまれです。Merchant Centerを2つ維持するコストは、通常、テストから得られる知見を上回ります。価値があるのは、複数のクライアントを横断してパートナーを評価する代理店の場合、そしてオークションの差ではなくパートナー間の運用面の違いこそが実際の測定対象となる大規模カタログの場合です。